私たちは、上野を舞台に訪日外国人向けに3時間の現地ガイドツアーを運営しています。
上野は芸術や文化が寄せ集められた数々の素晴らしい施設が密集し、近くには歴史的背景や物語のある商店街がある。
そんな、日本の魅力がぎゅっと詰まった場所です。
だけど、そんな上野で行う現地ガイドは通常のガイドとはちょっと違います。
私たちが一番力を入れているのは、歴史や日本文化の解説じゃない。
案内をするうえの女子とお客様の出会い。
この出会いが最大の価値になるように、3時間の内容を工夫しました。
人と人とのコミュニケーションが一番の思い出になる、そんな時間を届けています。
あなたは旅が好きですか?
私はもちろん、旅が好きです。
でも、実は高校生の頃まではずっと旅が好きではありませんでした。
何が好きになれなかったかというと、移動時間や待ち時間のような、何も生産していない無の時間。
移動時間にはみんな疲れて途中で寝ちゃうし
ディズニーランドも待ち時間は途中で会話がなくなって携帯をいじり始めちゃう。
素敵な景色に出会えることや美味しいものを食べられることは楽しいんだけど
どうしても途中で疲れて、何も生産しなくなってしまう。
じゃあ、なんで大学生の頃から旅が好きになったかって
それは、旅の目的が美味しい食べ物や景色じゃなくて「人との出会い」に変わったから。
目的地にたどり着くことだけが目的じゃなくなった。
旅行中に食べた美味しいごはんも、楽しかった体験も
今ではあんまり思い出せないことが多いけど
旅の途中で出会った人との出会いは鮮明に覚えてる。
学生時代にヒッチハイクで乗せてくれたおじさんも
急遽、家に泊めてくれることになった同世代の友達も
何年も前のことでも簡単に思い出せる。
旅の目的がモノを消費することから、人との出会いに変わった瞬間
私にとって旅というものが特別なものに変わったんです。
そんな、人との出会いを求める旅を始めたのが大学2年生の時。
そこで出会った数々の人との出会いが
自分の人生、働き方、お金の稼ぎ方について
真正面から向き合うようになった今の私をつくってくれました。
私が20歳のとき、とある旅の団体の立ち上げを経験しました。
この団体を立ち上げ、運営したことがうえの女子の活動に結びついています。
当時、100人の大学生を集めて2泊3日の旅イベントを主催していました。
この旅イベントでは「人との出会い」をコンセプトに、3日間のイベントの中でより多くの出会いが生まれる仕掛けをつくり、人生の中で忘れられない旅を届けよう!と学生メンバーで運営していました。
立ち上げた年が丁度、2020年のオリンピックの開催場所に東京が選ばれた年であったこともあり、
「2020年、東京を訪れてくれた海外の人に、日本人との最高の出会いを届けたい」
そんなビジョンを掲げて団体の運営に力を注いできました。
学生の力だけで運営していた割には当時、ちょっとした反響をよび、10時間で100人の申込みが殺到するレベルまでイベントは成長しました。
次第に大学の勉強以上に真剣になり
アルバイトをするよりもイベントをつくることの方が楽しくなり
あれだけ仲の良かった大学のサークル活動に行かなくなり
3歳の頃から続けてきた音楽の活動を辞めてまで熱中していました。
気づけば就活の時期を迎え、自分の将来について考え始めましたが
「2020年、東京を訪れてくれた海外の人に、日本人との最高の出会いを届けたい」
この目標をどうしても自分の力で達成したいと思い
就職を選ばず、自分で事業を進めていく選択をしました。
その頃から
「人と出会いそのものが価値になる仕事をする」
と決め、色んな経験をし、色んな仕事をさせてもらいました。
ですが、なかなかドンピシャリなものには出会えず、仮説検証を繰り返しました。
5年以上模索し、紆余曲折を経ましたが
やっとたどり着いた形が「うえの女子」なんです。
うえの女子のミッションは
「オモイデはニッポンの人」
と言ってもらえるような時間を届けることです。
私たちが届けたいのは、日本文化や歴史以上に、案内をしてくれる日本人との出会いなんです。
つまり、日本文化や歴史に詳しいことは二の次。
英語でそれを細かく説明できる必要はありません。
それよりも、ボディ・ランゲージや顔の表情で自分の伝えたいことを相手に伝えられれば大丈夫。
ここで会った人との出会いが、この後にも続くような縁になること。
ここで会った人との出会いが、新しい気付きを生むこと。
ここで会った人との出会いが、あなたが新たなことに挑戦するきっかけになること。
案内する側もされる側も成長させるような体験をしてほしいんです。
「人と関わることがとにかく好き!」
「忘れられない感動体験をしてみたい!」
「旅のドキドキ感がすきで、日常の中でもずっと味わっていたい!」
こんな想いを抱えている人にこそ、うえの女子で活躍してほしい。
人とのコミュニケーションで1番大事なのは、相手への興味と目の前の人を想いやる気持ち。
これ、言葉では誰でもできそうで、簡単に聞こえるけど、誰にだってできるわけじゃない。
本当に目の前の人に興味がないと難しかったりします。
それに比べて、言語の壁は簡単。
分からないことがあれば、その時に必要な単語はスマホで検索すればいい。
私たちよりよっぽど賢いAIが一瞬で翻訳してくれます。
だから、あなたが必要なのは目の前の人をいかに楽しませられるかということ。
何を言っているのか全部理解できなくても、3時間ずっと一緒にいて、コミュニケーションを取り続ければ、身振り手振りも増えて、自然と笑顔が生まれるはずです。
きっと、そこには忘れられない感動的な出会いもたくさんあるはず。
それに、本当に会話をしたい!と思えるような出会いがあれば、あなたはそこからその人と話すための言語を本気で勉強し始めることができちゃいます。
うえの女子のツアーには、人とのコミュニケーションを取りたい人が来てくれるから、
あなたが対応するのはいつも日本人とか変わってみたい人。
そしたらね、
英語を話すために英語を勉強するのではなく
話したい相手がいるから、英語を勉強するようになると思います。
人とコミュニケーションを取る仕事をしてみたい。
海外からの訪問客に日本に感動して帰ってほしい。
英語を身に着けたのは、少しでも多くの人とコミュニケーションを取ってみたいと思ったから。
そんな想いのある人を私たちは探しています。
今、スキルが十分になくても、大丈夫です。
目の前にいる人と心からコミュニケーションを取りたいと思えるその気持が一番大切です。
「挑戦してみたいけど、スキルが不安で勇気がでなかった。」
そう思って今まで一歩踏み出しきれなかったあなたに、
ぜひここで一緒にうえの女子ツアーを盛り上げていってもらえると嬉しいです。